増額にも審査はある!その内容と危険性について解説!

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増額を希望する場合も審査されるの?

手持ちが少なくて、でも新規のキャッシングカードを作る程では無いって事あると思います。そういった時には増額の申込が有効ですが、増額の申込をすると審査をやり直すのでしょうか。

キャッシング業者であれば基本的に再審査される

キャッシング業者は貸金業法を遵守しなければいけません。

貸金業法施行規則や貸金業者に向けたパブリックコメントを見ますと、極度額を増額する場合は再度審査をする様に書かれていますので、キャッシング業者であるならば再審査をしていると思われます。

実は3ヶ月毎に再審査されている

貸金業法施行規則第10条の25には実は3ヶ月を目処に再審査を行い、総量規制の範囲内に納まっているかを確認する様に規定されています。

つまり、増額申込とは関係なくキャッシング業者は再審査を行い、限度額の定期見直しを行っていると思われます。

銀行系カードローンは適用外

ここまでで消費者金融で借りる事は、業者側も法律で雁字搦めにされていて、煩わしさを感じたかもしれません。

上記で挙げた項目はあくまで貸金業者に対しての規制ですので、銀行法が適用されている銀行系カードローンの業者には適用されません。

銀行系カードローンは更に総量規制の対象外になりますが、増額の申請をすると保証会社の再審査が必ず行われる為、キャッシング業者と同様に再審査から逃れる事はできないでしょう。

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増額審査通過は信用状態を上げることが近道

限度額の増額をしたいのであれば、やはり地道に自分の信用状態を良くする事が結局の所近道になります。

3社からの借入を頑張って2社に減らす、100万円と少しの借入総額なら、100万円を割るくらいまで返済を頑張るなどです。信用状態が良くなれば増額申請もその分通過しやすくなります。

増額も新たな借入ですので、再審査があるのは致し方無いかもしれませんね。審査に通過する様に、日頃からの仕事信用状態の良化を心がけましょう。

増額時の審査でチェックされるポイントは?

審査は何度やっても緊張しますよね。キャッシングの増額時の審査でチェックされるポイントを解説していきます。

基本は申込時と同じ審査を行う

増額時の審査なのだから、申込時よりは簡単になるのでは無いかと思ってはいけません。

増額時の審査でも、基本的には申込時と同じレベルの審査を行います。家族構成や勤務状況等の属性確認、現在の借入状況社数の申告と指定信用調査機関の信用状態の照会が審査の内容です。

特にチェックされる項目は

限度額増額の際に特に大切になるのは、勤務先の再確認と指定信用調査機関の信用情報と増額理由の3つになります。勤務先が変わっている様でしたら忘れずに届け出る事にしましょう。

また、増額時には年収証明書も求められますので、最新のものを渡すといいでしょう。信用調査会社の信用情報も必ずチェックされる項目です。

借入件数は少なく、借入総額は少しでも軽く、増額申請時の前は他社から追加の借入を行うのは我慢した方がいいでしょう。

増額理由も重要です。此処ではネガティヴな事は言わない方がいいでしょう。例えば、『給料が下がっているので、限度額を増額したい』では、給料が下がり返済が苦しいのに追加の貸出をするのは業者としては慎重にならないといけなくなります。

方便でいいので、『他所の借入の完済が近いので借り換えたい』等言うと良いでしょう。

50万円の壁を意識する

貸金業法では、50万円を超える貸付については収入証明の提出義務等の規制が増えます。

また、金融庁からの検査も貸付額が多い50万円を超える顧客を重点的に検査する傾向がありますので、壁を超える融資は躊躇してしまいます。50万円より上の増額は狙っても難しい事がありますので、他所の業者に新規申込した方が早いかもしれません。

増額の審査を上手く切り抜けて、快適なキャッシングライフを送ってください。

増額時にも在籍確認は必要?

増額の申込をすると、何処のキャッシング業者も再度審査を致しますって言いますよね。この再審査の時に、在籍確認は必要になるのか考察していきました。

法律上の規定では在籍確認は曖昧

貸金業法、貸金業施行規則を読んでみた所、職場の確認については曖昧な表現になっています。

つまり、会社名のわかる法的書類(源泉徴収票等)をもって在籍確認とするか、加えて電話での確認をするかは各会社のコンプライアンス部門の判断となります。

前回の在籍確認から時間が経っている場合

貸金業者に向けた金融庁のパブリックコメントの一部に、『3年前に在籍確認を行っているが、増額の申請があった。

前回の在籍確認は使えるか』の質問に対しての答えが、『3年前の情報は勤務先が変わっている事もあり、充分とは言えないのでは。』とされていましたので、あまり古い在籍確認は無効とされる再度確認する義務が業者にはあるようです。

在籍確認は必要だが、電話確認があるとは限らない

在籍確認

ここまでで法律やパブリックコメントを見ていくと、増額時にも在籍確認はあると思われます。

ただし、電話で在籍確認をするのではなく、源泉徴収票等の徴求をもって在籍確認の代わりとする事もできますので、その部分は各社の対応によって違いがありそうです。

『増額時の在籍確認は無い』のではなく、『勤務先を収入証明で在籍確認の代替物とした』が正しい表現になります。詳しくは、担当者に確認してみるといいでしょう。

キャッシングの申込や増額時は源泉徴収票や住民税の支払票等が収入証明と共に、在籍確認の代替物となりますので、捨てたりせずにキチンと保管しておきましょう。

限度額の増額って契約してすぐのタイミングでできるものなの?

限度額UP

キャッシング限度額の増額が欲しい時ってありますよね。契約して直ぐのタイミングで増額ができるか考察していきます。

基本は難しい

基本的にはキャッシングの限度額の増額は、1年程度実績を積んでからという事になりますので、契約して直ぐのタイミングでは難しいと考えられます。

というのも、審査の時点で決められた限度額は理由があり決定されているため、この理由を覆す様な材料が必要となるためです。

タイミングよっては可能性あり

何かをして欲しい時には、担当者の考え方を読む事が大切です。

キャッシングの新規申し込み者は、閑散月というものがあります。通常、夏と冬のボーナスが出る7月、8月、12月、1月が閑散月となります。この月は皆ボーナスが振り込まれたばかりで前月よりも申込者数が3割程落ちるといった特徴があります。

更にこの時期にはボーナスで完済する人が増える為、貸付額が減少する時期にもなります。

これらの情報から、7、8、12月、1月は担当者としては新規獲得、貸付額共に厳しい時期になり、ノルマの達成をしたいと考える筈ですので、通常の月に比べれば増額の申出を受けてくれる月になります。

キャンペーン中等はチャンス

2と同様の考え方で、キャッシング会社がキャンペーンを打っている時は増額の申出が受け入れられるチャンスと言えます。

キャンペーンを打つということは、新規顧客に貸出を行いたい→既存客に対しても実績が少なくても貸出しを増やしたいと思うからです。

増額の理由を考えよう

増額をする時には増額の理由も大事です。

例えば、旅行に行くので増額をして欲しいと言うと浪費になり、借入総額が増えてしまいますので担当者としては貸倒が怖くなります。では、他の一社の借入額が少なくなったので、限度額を増やして1つにまとめたいと理由を伝えればどうでしょう。

全体の借入総額は増えない筈ですので、担当者は審査部門に対しても説明しやすくなります。この様な担当者の気持ちになって話すテクニックは審査通過率を上げる為に大切です。

キャッシング会社の状況をうまく利用して、増額を勝ち取ってください。

増額審査を受けて減額されることってないの?

『増額の審査を受けてみようと思ったが、再審査を受けるという事はもう一度信用情報を洗い直す事だよね。他の会社で延滞しているから、ちょっと不安。逆に減額される事は無いよね』この様な疑問にお答えいたします。

増額審査は再審査ですので、減額されることがあります

増額審査は貸金業法で言う極度額の増額の事を言います。極度額の増額をする場合は、信用状態を再度申告、審査する様に定められていますので、一旦ゼロベースからの極度額の見直しになります。

つまり、増額審査で逆に減額をされる可能性は充分にあるのです。

消費者金融業者は3ヶ月に一度再審査を行っている

貸金業法第13条と貸金業法施行規則第10条を見ますと、貸金業者は審査で限度額を与えた後も、顧客が総量規制を超えての借入ができない様に3ヶ月に一度位を目処に再審査を行い、極度額を見直す事が望ましいとされています。

法律上は定期審査を行い見直しが行われていると覚えておきましょう。

他社で延滞して異動情報が記録されているなら増額申請はしない方が無難

この様に増額申請をすると信用状態の再チェックが行われてしまいますので、もし他社で延滞など事故に近い状態になっている様でしたら、増額申請は行わない方が無難でしょう。

再審査の結果、減額や利用停止等の良からぬ事態になりかねません。

増額申請は諸刃の刃です。増額申請をする時には自分の信用状態に自信が持てる時だけにしましょう。

増額審査に通らない場合は新規で別のカードローンを受けた方が手っ取り早い?

『増額審査に通らなかったので、期間をおいてリベンジしようと思った。でも待てよ。リベンジするより、新規の申込をした方が早いんでは無いかな』

この様な疑問にお答えします。

50万円の壁

疑問に答える前に、キャッシング業者が縛られる貸金業法の50万円の壁についてお話しします。

貸金業法では、自社単体で50万円を超える貸付を行う場合(もしくは他社増額を含め100万円を超える貸付を行う場合)は収入証明を確認する義務が発生します。

収入証明は最初の申し込みの時に送れば終わりというわけではなく、与信枠がある限り業者に徴求の義務、勤務先に引き続き在籍している事の確認義務が発生してしまい、手間が大きくかかってしまいます。

検査でも50万円超が重点的にみられる

消費者金融は金融庁の定例検査というものを受けています。いきなり金融庁の検査官がズカズカやってきて、『金融庁検査です!』といった某金融ドラマのワンシーンみたいなものです。

検査官は法律を守って営業しているかを徹底的に洗い出します。
実は検査でも重点的に見られるのは50万円超の与信枠の顧客についてです。

50万円超の顧客の信用情報が悪化していないかの監視や、適法な処理を行っているか、行っていないなら注意勧告を受ける事になりますので、業者としては50万円を超える融資に慎重にならざるを得ません。

50万円超の増額を狙うなら新規狙いの方が手っ取り早い

ここまでで50万円超の与信枠を与えてしまうと、キャッシング業者に色々と負担が増えると理解していただけたと思います。

50万円を超える限度額を与えるのは業者としては慎重になってしまいますので、新規で審査の甘い所を探して申込んだ方が手っ取り早いと言えるでしょう。中小規模の消費者金融は顧客基盤が脆弱ですので、比較的簡単に審査に通る事はあります。

他社で審査を受け、総額100万円以上の枠になったようなら、既存の業者に連絡をすると喜ばれます。業者は定期的に総量規制のチェックをしないといけませんので、信用を積み上げる為にも是非キチンと報告をしてあげて下さい。

増額案内がきた場合、現状間に合ってても増額しておいた方が良いの?

キャッシングでお金を借りて真面目に返済をしていると、増額の案内が来る事があります。

何だか自分が優良顧客と認められたみたいで嬉しいですよね。

こんな時、特に必要なくても折角の申し出なので受けた方がいいのでしょうか?

検証してみます。

100万円以上の枠を貰える場合は増額した方がお得

貸金業法の金利の上限は、10万円超~100万円未満ですと18%ですが、100万円超は15%に下がります

これは100万円以上借りていれば金利は15パーセントが適用されるという意味ではなく、限度額が100万円で設定されていれば15%が適用されるという事です。

3パーセント節約できますので、お得ですね。

金利節約以外はあまりメリットがない

限度額増額にはデメリットも多くあります。それは使わなくても限度額を引き上げた事により、他の融資審査が通りにくくなる事です。

例えば総量規制80万円の枠の人が、限度額を50万円から60万円に引き上げてもらったとします。物入りになったので、他の業者の審査を受けた場合、他の業者は20万円しか貸す事ができません。この場合、業者は手間を嫌がって、審査落ちにする場合が多々あります。

増額は大抵少しずつですので、少額増額はあまりメリットがありません。

早急の使途が無いならそのままにしておく

限度額増額の案内が来るという事は、あなたの信用情報は良好な状態と言えます。

この状態であるならば、無理に今限度額を増やしておかないと後で借りられなくなるかもと不安に思わなくても、新しい業者で申し込めば少額ならほぼ借りる事ができるでしょう。
また限度額を増やす事による借り過ぎを防ぐ事もできます。

キャッシングは本当に必要な時だけに使用するようにしましょう。