郵便局でお金を借りる方法~「したく」で無担保融資

人口の少ない地方の田舎のほうでも幅広い店舗網をもち、どこにでもあって便利なのが郵便局とその中に入っているゆうちょ銀行です。

ゆうちょ銀行の貯金残高は175兆円と三菱UFJフィナンシャルグループの124兆円を上回る(2012年時点)規模になっています

巨大銀行となっている郵便局ですが、郵便局でお金を借りる事ができるのか解説していきます。

意外に少ないゆうちょ銀行のお金を借りるサービス

ゆうちょ銀行はローン業務を基本的に取り扱っていません。

貯金残高トップでお年寄りからも絶大な支持を受けているゆうちょ銀行はなぜ積極的にローン業務を作らないのでしょうか。

理由はゆうちょ銀行は政府が大株主となっており、安全性やバックボーンが他の銀行と違いますので、ローン業務のサービスに参入すると民業圧迫と言われ批判を浴びるためです。

そのためゆうちょ銀行には『財産形貯金担保貸付』、『貯金担保自動貸付』、『国債等担保自動貸付』などの貯蓄や資産を担保にした一時貸付のサービスしか直接の貸付は行っておらず、無担保の貸付や住宅ローンなどの取り扱いは積極的には行っていないのです。

ゆうちょ銀行のローンサービス 「したく」無担保の融資が受けられる

それでも近場に金融機関が無いので郵便局でお金をどうしても借りたいという方はいるかと思います。

そういった方のニーズを満たすべく、ゆうちょ銀行のローンサービスの中に「したく」とな名づけられたカードローンサービスが存在します。

この「したく」はちょっとわかりにくいのですが、ゆうちょ銀行がスルガ銀行への媒介契約を結んでスルガ銀行が融資を行うサービスです。

媒介とは紹介みたいなもので、ゆうちょ銀行の「したく」でローンを申し込むと、スルガ銀行へ紹介されスルガ銀行から融資を受け、スルガ銀行に対し金利や返済を行っていく形になります。

スルガ銀行はゆうちょ銀行に媒介手数料を支払い、ゆうちょ銀行は媒介手数料がもうかり、スルガ銀行は優良な顧客に貸付ができるといったウィンウィンの関係になる訳です。

審査はゆうちょ銀行は紹介するだけですので、ゆうちょ銀行が審査を行うわけでは無く、スルガ銀行が行う事になります。

ローンサービス「したく」には住宅ローン、カードローン、目的別ローンと三種類用途に合わせて申し込みを行うことができます。

無担保で借りえる「したくカードローン」と「したく目的別ローン」の特徴

「したく カードローン」の特徴を簡単に書きますと、金利は7.0%~14.9%と普通のカードローンの平均位、限度額は最高500万円と少し小さめで、金利・限度額ではスルガ銀行のリザーブドプランより若干劣るといったサービス内容になっています。

「したく目的別ローン」は8つの幅広いプランから選ぶことができます。

金利は未公表ですが、媒介手数料がかかる分スルガ銀行に直接申し込むよりも同じか少し劣った金利になるでしょう。

気になる審査の結果ですが、審査はゆうちょ銀行でなくスルガ銀行が行うため、スルガ銀行の審査と同じような審査通過率となり、決して甘くはないと思われます。

まとめ

ゆうちょ銀行は田舎でも店舗があって便利ですが、金利や審査面からみると、他の銀行のサービスよりも劣っているというのが総合的な評価となります。

現代ではネットで日本全国どこにでも申し込み融資を受ける事ができますので、敢えて無理してゆうちょ銀行で申し込むメリットは感じられません。

ネットが使えないという方は電話で問い合わせ、書類の郵送・受渡しを経て申し込むことができますので、銀行に電話をしてみてもいいでしょう。