お金に困る生活から脱却する、二度とお金に困る生活はしないためにどうすればいいか考察してみた

何度決意しても借金をしてしまう、我慢しようと思っても散在してしまう、借金の問題やお金に困ったりする生活でお悩みではありませんか。
借金をやめたいのにやめることができないというのは昔からよくある話で、貴方だけが特別と言うわけではありません。借金をやめ、お金に困る生活から脱却するコツについて解説していきます。

借金をやめるためには

借金をやめるためには、『今度こそ借金をやめる』『2度とパチンコに行かない』『もう高価な買い物をしない』『ギャンブルはしない』と強く決意すること、、、これは実は借金のセラピストに言わせると全く効果はありません。

なぜなら借金をやめようと思ってやめる事ができない人は、意思が弱いのではなく立派な病気の一種なのです。よく借金癖がある人という表現を使いますが、これは正しくなく、借金依存症と言うのが正式な名称になります。

そもそも借金をするとはどういう経済行動なのか

経済学で借金をする人というのは、『現在の消費満足度が将来の支払い負担より大きい』と考えているから借金をする行動をとるとされています。

現在100万円を消費する方が将来にわたって利子を支払って、将来の消費を我慢する事の方が嬉しいという人の行動ですね。

経済学では借金をする行動は善とされており、決して悪いものではありません。悪いのは借金ではなく、借金をしていないと不安になる、依存症という病気の状態がよくないのです。

依存症から脱却するには、どういう気持ちになればいいのか

上述したように、『今度こそ借金をやめる』という気持ちは余り意味がありません。テレビのダイエット合宿に出てくるような体重100kgを超える人が『今度こそダイエットしてやせる』と言っているのと似ており、今まで惰性で食べ続けて、医者に痩せなさいと言われても人から馬鹿にされてもダイエットに成功しないで、次の日には普段どおり食べてしまう人に『今度こそダイエットしてやせる』といっても、『あーそうそう』と思うだけで成功すると思う人なんて居ないでしょう。

ではどういう気持ちになればいいのかというと、今までの生活を振り返り『自分は駄目な人間だ』『自己管理できない人間だ』『どうしようもない人間だ』と思い、『でもどうすることもできない』と諦める事です。『自分を諦める』という事が借金依存症から脱却への道筋の第一歩になります。

『自分を諦める』とは

借金をしない人間になるためには、『自分を諦める』ことが重要と書きましたが、具体的な方法について書いていきます。

借金の原因になるものから遠ざかる

ダイエットの話に戻りますが、ダイエット中にお菓子や食べ物をしこたま買い込んで、食事制限や断食をしようと思う人は居ません。それと同様に借金の原因になる誘惑を遠ざけると言うのが必要です。

意思の弱いあなたは、自分の欲望を理性で押さえ込むことなどできませんので、欲望を遠ざけるといった行動は重要なのです。パチンコが借金の原因という人は、都市部から離れてパチンコが駅前に無い所に引っ越す、買い物や夜遊びができる店が原因という人も同じく繁華街とは逆方向の離れたところに引越し、遠ざかるようにすることが大切です。

欲望の対象から離れれば欲望の対象に行くまでに労力がかかる為、面倒臭くなり自ずとパチンコ、買い物、夜遊びから遠ざかる効果が期待できます。

管理を他人に全て委ねる

ダイエットでは自分でカロリーや運動を決めるのではなく、プロが決めたカロリー量と運動を遵守していれば自ずと痩せることができます。

その他にもダイエット合宿や断食道場などで管理をしてもらえば絶対に痩せると事ができます。この様に、依存症から脱却するためには全ての管理を自分でなく他人に委ねるというのが有効な方法なのですが、社会ではお金を預かれる権利を持っている人が少ない為難しい側面があります。

配偶者が居る人は、クレジットカード、キャッシュカード、キャッシング用カードを含め、全て配偶者に渡して管理してもらうといいでしょう。毎日昼飯代とタバコ代等の2,000円位を平日の1日の小遣いとして渡してもらい(それでも月4万円以上)、徹底的に自由にならないようにしてもらうのです。

2,000円位では現在のパチンコなどのギャンブルもできませんので自ずとギャンブル依存症からも脱却される効果が期待できます一人暮らしで頼める人が居ないという方は、クレジットカード、キャッシングカード、キャッシュカードは全て財布に入れないで自宅においておき、必要最低限の現金のみ財布にいれて持ち歩いてもいいでしょう。

馬鹿らしいようにも見えますが、これが『自分を諦める』という事です。借金を自分の意思でやめる事ができないということは、小学生でもできるような事ができないという事を自分で受け入れなければいけません。

失敗してもいいと思う

よく借金をやめて、順調に借金額が減り完済が近くなり、借金依存症から治ったと思ったのに何かを拍子にぶり返す人が多く居ますが、これは致し方ないことなのです。

ダイエットで痩せてもリバウンドする人が多いように、一度依存症に陥ってしまった人はそう簡単には抜けられません。ちゃんと治療するには5年も10年もかかると言われています。

特に借金が無くなる、少なくなると安心してしまい、また借金をしてしまいたくなる傾向があります。

もし身近な人に借金依存症の人がいて、再度借金をしてしまえば落胆してしまうでしょうが、失敗してもゼロになるのではなく、その間借金の利息は節約できているはずですから、また直ぐに借金返済に向けての生活を始めればいいのです。重要な事は諦めて止めてしまわない事です。

あらゆる依存症の中でギャンブル依存症は一番強力

借金依存症の人の中で一番抜け出し難い人はギャンブル依存症とされています。ギャンブル依存症はあらゆる依存症の中において一番強力で治りにくいとされています。というのも、ギャンブルというのは、負けられないお金で打つギャンブルは一番スリルがあって面白いとされているのです。

使ってはいけないお金を使っている背徳感、負けてはいけないというアドレナリンが出て白熱する、もし勝つことができたら借金で打っているというストレスから開放された安心感からエンドルフィン(脳内麻薬)が分泌され、余裕資金で打つギャンブルとは全く違う興奮が味わえます。

また、負けたときの気持ちの沈み方も普段より何倍も大きく、こんなにもがっかりできることは他に無いと思い、生きていると実感をするようです。(因みに筆者は一番ギャンブルで賭けた時は、新卒で給与18万円くらいの時、競馬でオッズ1.1倍の大本命に単勝1点買いで14万円つぎ込んだときです。その時のドキドキ感は文章であらわす事はできず、心臓の音が自分で聞こえるくらい興奮していました。結果はハズレでしたが、その時の興奮は今も忘れられません。)

ギャンブル依存症と借金依存症が併発していると、この様なスリルが無いと日常生活が物足りなくなってしまい、ギャンブルに勝ちたいというよりスリルを味わいたいが為にギャンブルと借金を繰り返すようになります。

他のギャンブルにシフトすることはお薦めできない

よくパチンコをやめる為に、競馬や株、FXなどを代わりにやってみてはどうかと薦める人が居ますが、これはあまりお勧めできません。

借金依存症とギャンブル依存症を併発している人は、ギャンブルでお金を稼ごうという気持ちが無く、スリルのあるギャンブルで生きていると実感したい、もっというと辛い状態から開放されたときに発生するエンドルフィン(脳内麻薬)を欲しがっている状態にあります。

パチンコは勝てないので、他のギャンブルを薦めるたちは、根本的に相手の事を自分と同じように、『利がのる行動をとる』と思っているのでしょうが、パチンコ依存症、借金依存症の人たちは『儲かればいいな』程度にしか考えていません(もし仮に利がのる行動をとろうと思っているなら、そもそも借金などしてまでギャンブルしません。)ので、別のギャンブルを薦めてもパチンコに戻ってしまうか、もしくは2つのギャンブルを平行して行い借金を余計に増やすだけになります。

同時に指定信用情報機関に『貸付自粛依頼』というのを登録することができますが、これもあまりお勧めできません。

本人の同意無しに行うと信用情報機関は関係ないヤミ金などに流れてしまうからです。興味の対象を借金の原因から離す事がやはり一番いい手段になります。

周りの人はどのように対処するのがいいのか

よく旦那さんが借金をしてギャンブルをすると、ガミガミと怒る妻のイメージがありますが、これはハッキリ言って逆効果です。というのも旦那は家の居心地がよくなくてストレスが溜まるので外に出ているのに、益々家の居心地を悪くする行為は悪循環に陥るだけだからです。

外で何か別の遊びをすればいいというのは、男性目線に立ってみればわかりますが大人の男性がお金を使わないストレスを解消できる遊びは余り存在しません。

女性なら買い物をしなくてもウィンドウショッピングをしたり、友人とお茶をしたりカラオケしたりとストレス解消法はいくつか考えることができるでしょうが、男性の場合は外に出るのであればパチンコなどのギャンブルか、酒などお金を使う事意外にストレス解消法というと存在しないのです(人によっては釣りやゴルフもあるでしょうが、興味がある人だけになります)。

つまり、借金依存症の人に対しては外に出なくて家にいるように周りの人は快適な空間を作ってあげる必要があります。ゲームが好きな旦那ならゲームをやらせたり、DVDを借りて一緒に映画をみたり、ネットをみたりと別の時間つぶしの方法を与えましょう。

軽度の依存症なら興味の対象が他に移れば徐々によくなりますが、重度の依存症ですと中々治りません、そんなときは、貴方は怒るのではなく、『貴方は病気なのだ。治療に行こう』と繰り返し説得するようにしてください。繰り返すことにより本人は本当に病気であると自覚が芽生えます。

『自分は駄目な人間だ。でもどうしようもない。』と自分で治すことを諦めることが借金依存症脱却の第一歩です。

まとめ

いかがでしたか。借金依存症は自分も勿論ですが、周りの人も傷つけます。いきなり今日決意して明日から依存症を脱却しようとしても自分ひとりでは長続きはしません。

同時に1ヶ月や1年間は辞めることができても、3年、5年たつと再発してしまうことは良くあります。借金を完全にやめるには成るべく借金の対象になるものを遠ざけ、借金をするハードルを引き上げることが肝心で、周りの人の協力は必要不可欠になります。

自分で解決できるなど安易に考えないで、必要であるならばカウンセリング行くなどして専門化の診断も受け、早く依存症から脱却を目指しましょう。